【CG最新情報局】Z brush core mini 使用感レビュー【無料で始められるスカルプトソフト】





モデリング最新情報!スカルプティングの常識が変わる!?

Pixalogicが開発したモデリングソフト Z-brush miniはどれくらい使えるのか?



Zbrush core miniとは?:概要と導入方法

今回、ご紹介するのはZ-brushシリーズで有名なPixalogicが発表した無料のスカルプディングソフトZ brush core miniです。

などの代理店ホームページか、Pixalogicの公式ウェブサイトから無料でダウンロードができます。


無料でCGを始めたい方には、導入しやすいソフトのひとつですが、実際どれくらい使えるソフトなのでしょうか?


過去にPixalogic社が無料配布していたSculptrisとの違いも含めてレビューしていきたいと思います。








Twitter上では、賛否両論がはっきり分かれている印象です。

実際の使い心地はどうなのでしょう?


Pixalogic公式の紹介動画も見てみましょう。





Z-brush miniを使ってみた:機能紹介

まずは使ってみました。

私はこちらのページからダウンロードしました。


Z-brush core miniの使用感レビュー動画はこちら(後日公開)


ワークフロー

まずは、スカルプティングしていきたいと思います。

どこまで、リアルに作成することが出来るのでしょうか。


無料版ということで、Z brush core miniでは、有料版であるZ brushの様々な機能が制限されています。


まずは、UIを確認していきましょう。

こちらが、Z-brushのUI



そして、こちらは以前Pixalogicが公開していたSculptrisのUI(現在、SculptrisはZ-brush core miniに統合され、開発が終了しています)



最後に、Z brush core miniのUI




めちゃくちゃシンプルですね!


スカルプティングと言えば、ブラシを使って、モデリングしていく技法です。


Z brush core miniでは次のブラシを使用してスカルプトしていくことが可能です。





スタンダードブラシ:一定の強さで凹凸を形成する際に使用するブラシ











クレイビルドブラシ:ランダムに凹凸をつけたい時、ざっくりとした形状を作成したいときに使用するブラシ











インフレートブラシ:ブラシでなぞった部分を膨らませることができるブラシ










ピンチブラシ:なぞった個所のポリゴンを引き寄せることができるブラシ











スネークフックブラシ:ブラシでなぞった部分を引き延ばして引っ張ることができるブラシ









Hポリッシュブラシ:ブラシでなぞった部分を平らにするブラシ










スラッシュ3ブラシ:ブラシでなぞった部分を深く掘り込むことができるブラシ、髪の毛や皺の表現に使用します











スムーズブラシ(Shiftキー+左ドラッグ):凹凸を滑らかにする際に使用するブラシ



ムーブブラシ:なぞった該当箇所のポリゴンを動かすことができるブラシ











その他のZbrush miniの機能についても確認して行きましょう!






①ジオメトリは編集できるの?

答え:できます

Z-brushでは、ポリゴン数を調整出来るDynameshや、Zリメッシャーなど機能が搭載されていますが、Z-brush core miniでは、ジオメトリを3段階にのみ調整することができます。






②アルファは使えるの?

答え︰使えません

Z-brush core miniでは、アルファ機能はありません。

そのため、画像を使って複雑な形状を作成することはできず、手作業で行う必要があります。


③サブツールは使えるの?

答え︰使えません

Z-brush core miniには、サブツール機能はありません。

よって、プリミティブとして用意されているスフィアか4角柱(フラクタル状に凹凸がかかっています)の、どちらか1つを変形させていくことで、形状を作っていく必要があります。


④マテリアルは使えるの?

答え︰使えます

マテリアルは下の6種類から選択することができます。










⑤レンダリングはできるの?

答え︰できません

残念ながら、レンダラーを使用したレンダリングはできません。

代替機能として、スクリーンショットを作成する機能があり、レンダリングの代替として使用します。




Z-brush core miniの実用性とは?:感想

今回、Z-brush core miniを使用してみました。

評価できる点は、まずは無料で使用出来るという大きなメリットがあります。


ただし、機能はかなり少なく、製作できる表現の幅も狭いです。


無料という目線で考えても、Blenderのスカルプト機能は遥かにZ-brush core miniより優れており(有料のZ-brush core並の機能です)、クウォリティを求める方は、Blenderの利用をおすすめ致します。




Z-brush core miniのメリット・デメリット

【メリット】

①無料で3Dスカルプティングができる

②初心者にもわかりやすいシンプルなUI

③3Dプリント用の


【デメリット】

❶使えるブラシが少ない

❷細かい表現ができない

❸ポリゴン数の調整機能に乏しい

❹マテリアルの数が少ない

❺ポリペイント、テクスチャの製作ができない




タイトル4:まとめ

Z-brush core miniは、無料からスカルプトを始めるためにとても便利なソフトのひとつですね。

無料で使えるので、導入ソフトとしては良いでしょう。

「Z-brushを導入する前に、操作性を確認してみたい」という方にもお勧めです。


ただ、残念な点も多いです

以前、Pixalogicが配布していたSculptrisというソフトでは、下絵機能やマテリアルの変更、ポリペイントなど無料ソフトとしては豊富な機能が搭載されていました。


残念ながら、Sculptrisは、Z-brush core miniに統合という形で、実質的に廃止されてしまいました。

よって、ある種Z-brush core miniは、Z-brushシリーズのエントリーソフト兼Sculptrisの後継ソフトという位置付けなので、かなり物足りない印象を受けました。


このソフトでハイレベルなモデルの制作は難しいので、


3Dプリント限定で3Dモデルを制作したい方や、Z-brush導入前に動作を試してみたい方にオススメです。









Zbrush core miniのダウンロードはこちらから。







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